【必殺言理 〔クリンチャー〕】

 

■テンプレート

スキル名 《コスト》 分類

トリガー条件(受動スキルのみ)

能力 起動(起)・誘発(誘)・常在(常)の何れか

   フレーバーテキスト

 

■レベル1スキル

詠詩 〔ポエット〕 《白》 受動・発言・変化

トリガー:あなたが1点以上のダメージを受けた時

(起)プランで指定したテキストを戦闘結果に挿入する。

(起)相手のスキルパターンに含まれるパネル1つを選び、2/6の確率で異状『Confuse』を与える。

(『Confuse』を受けているパネルをコストにして使用されたスキル、または維持に使用しているスキルが攻撃を行なう場合、(『Confuse』の数/6)の確率で通常と逆の対象に攻撃を行なう。『Confuse』は異状回復チェック時に2/6の確率で回復する。)

 

   幾億幾兆の名文も、ただ「ブレイスヴァ」の一言と比べれば無に等しい。

炎冠 〔ヒュドラボルテージ〕 《火》 強化

(起)あなたのスキルパターンに含まれる未使用状態の「火」「水」「風」「地」「剣」パネルを全て使用済み状態にする。その後、これによって使用済み状態にしたパネルの枚数の2倍の数の「炎」パネルをあなたのスキルパターンの右端に未使用状態で加え、あなたは加えたパネルの枚数に等しいHPを失う。

(炎パネルは火・白コストの支払いに使用できる。炎パネルが使用済み状態から未使用状態に戻る場合、代わりに消滅する。)

 

   これは、原初たる雄鶏、その炎の僅かな残滓に過ぎない――だが、原初以降に生まれた如何なる兵器よりも物騒だ。

 

■レベル2スキル

気配なき干渉 〔スーパースティション〕 《風風》 維持

(常)このスキルが維持されている限り、あなたにX/Yの確率で異状を与える効果は、代わりに(X-1)/Yの確率で異状を与える。

(常)このスキルが維持されている限り、相手にX/Yの確率で異状を与える効果は、代わりに(X+1)/Yの確率で異状を与える。

(常)このスキルが維持されている限り、あなたの異状が異状回復チェック時にX/Yの確率で解除される場合、代わりに(X+1)/Yの確率で解除される。

(常)このスキルが維持されている限り、相手の異状が異状回復チェック時にX/Yの確率で解除される場合、代わりに(X-1)/Yの確率で解除される。

(確率は0未満の場合は0、1を超える場合は1として扱う。)

 

   第58番目。“剥実薄虚”ノシュトリ。ある意味では彼女は存在しない。彼女を世界から隔絶するプロテクトは、カオスによってその痕跡が追跡不能なレベルにまで拡散される場合にのみ彼女の干渉を許可する。故に彼女は何者にも認識されない。宝くじに当たらないのも、傘を忘れた日にだけ雨が降るのも、落としたトーストが必ずバターを塗った面を下にして着地するのもみんなこいつのせい。

 

■レベル3スキル

女の子だけが使える秘密の魔法 《水白白》 受動・変化

トリガー:相手が水属性を含まないスキルを使用した時

(起)そのスキルのコストに使用した各パネルにそれぞれ4/6の確率で異状『Poison』を与える。

(常)このスキルの名称は習得時に任意に変更できる。ただし、プランでの参照時には「女の子だけが使える秘密の魔法」として扱う。

(『Poison』を受けているパネルが使用済みになる場合、そのパネルを持ったキャラクターはHPを1点失う。複数受けていればその分失う。)

 

   「女の子だけが使える秘密の魔法」――同名の魔術に関するもので、一般に知られている唯一のグリモア。著者は男性であり、自らが受けた術の記録である。

傀儡回し 〔ザ・ゴート・オブ・サクリファイス〕 《地白白》 受動・防御

トリガー:相手が攻撃スキルを使用した時

(誘)このターン中にこのスキルが使用され、かつ解決されており、相手のスキルによるあなたを対象とする攻撃が行なわれた時、その攻撃のダメージを0点に軽減する。

(誘)このスキルが使用され、かつ解決されたターンの終了時、このスキルは失われる。

 

   自らの恥ずかしい過去を架空の友人に託して笑い話に昇華させる初級言理魔術。詠唱が容易な為乱発されやすいが、対抗魔術を受けやすく、真に威力を発揮させるには相当な技量が要求される。

巨人殺し 〔ジャイアントキリング〕 《剣剣剣》 攻撃

(起)相手に(相手の体力−6)点の攻撃を行なう。値が0以下の場合、代わりに1点の攻撃を行なう。

(起)相手に(相手のスキルパターンに含まれるパネル数−6)点の攻撃を行なう。値が0以下の場合、代わりに1点の攻撃を行なう。

 

   的がでかい方が殺りやすいだろ。何より楽しいぜ。

―――剣師フール

 

■レベル4スキル

言帝 〔スペルエンペラー〕 《火水風地》 習得

(起)現在使用可能なスキルセットに存在する魔法1つを選び、それを所持スキルに加える。

(並び順は最後。特に指示がない場合・絞り込みきれない場合は「基本セット」>「拡張セット」>「低レベル」の優先順で選び、その中からランダムに1つ選ぶ。)

 

   私が聞いたことのない言葉は無限にある。私が言ったことのない言葉は一つもない。

―――スペルエンペラー

 

■紀元槍スキル(第一回大会優勝者作成スキル)

真なる呪われた者 〔イアテマー・イズ・オンリーワン〕 《地剣白》 攻撃・変化

(起)相手に5点の攻撃を行なう。

(誘)このスキルの攻撃に対し、相手の所持するスキルの誘発能力が誘発した時、その能力を打ち消す。そのスキルが維持スキルである場合、その維持を解除する。

(「攻撃が行なわれた時」の誘発能力のみに対応する。「ダメージを受けた時」などには対応しない。)

 

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