【キャラクター作成例】
スキルリストをぼーっと眺める。
面白いスキルは無いか、使い勝手のよいスキルは無いか、強いスキルは無いか……
【静謐 〔サイレンス〕】に目が止まった。基本セット01に含まれる20スキルの内、剣技が4、魔法が16、実に80%を打ち消せるこのスキルが弱いはずが無い。
静謐を中心にキャラクターを構築する事に決めた。
更に静謐の弱点である剣技を封じるために【火炎縛 〔フレイムバインド〕】を取得する事にする。
この2スキルによって魔法・剣技共に封じる事ができる。完璧だ。スキルを2つに抑える事で知性を1とし、体力や神経反射に多くのポイントを割く事が可能となった。
次にスキルパターンを考える。
静謐がコスト4パネル、火炎縛が3パネルである。相手が1ターンに使う魔法の回数が3回程度だとすると、12枚もパネルがあれば十分だろうか、しかしそうなると体力がわずか2(HP4)、これは流石に苦しい。では8パネルにして体力6(HP36)といった所だろう。
静謐のコストが《風風白白》、火炎縛が《火白白》なので、パターンは『風風火火風風火火』とした。
これで能力値・スキルパターン・スキルが決定した。
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体力:6
神経反射:8
知性:1
スキルパターン:風風火火風風火火
スキル:
静謐
火炎縛
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知性は1であるから、プランの文字数は僅か50。
あまり複雑な指定はできない。とりあえずBindを散らしておこう。
「火炎縛の対象は『Bind』の数が最小のスキルを優先する。」(28文字)
あとは名前と設定を入れれば完成だ。
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キャラ名:“束縛者”バーゾナー
オーナー:RAY
体力:6
神経反射:8
知性:1
スキルパターン:風風火火風風火火
スキル:
静謐
火炎縛
プラン:
・火炎縛の対象は『Bind』の数が最小のスキルを優先する。
設定:
剣師の1人。『自らが害を受ける未来』を斬る剣を持つ。
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【サンプル戦闘】
作成したキャラクターを次の相手と戦わせてみよう。
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キャラ名:バザミ
オーナー:RAY
体力:7
神経反射:6
知性:2
スキルパターン:剣剣地剣剣地
スキル:
斬撃
穿孔
暗殺
開拓
プラン:
・5ターン目及びそれ以前は開拓を優先する。
・開拓は剣を追加する。
・相手が報復か水変化を受動可能である時、暗殺を優先する。
・自身の未使用パネル数が3である時、穿孔を優先する。
設定:
鋏の上位概念。大きく開いてから閉じる。ジョギジョギ。
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